子どもでも安心して使える新型コロナの抗原検査キット
今ではネットなどで簡単に購入できる新型コロナウイルスの検査キットですが、種類や検査方法がたくさんあり混乱している方もいらっしゃると思います。
「抗原検査」と「PCR検査」
「抗原検査キット」がよく分からないという方は多くの疑問があると思います。
・本当に安全なの?
・どうやって使うの?
・大人から子どもまで誰でも使えるの?
今回は、「抗原検査キット」について簡単にご説明いたします。
目次[非表示]
- 1.抗原検査とは?
- 2.検査方法は?
- 3.抗原検査って安全なの?
- 4.子どもでも使えるの?
- 5.まとめ
抗原検査とは?
抗原検査とは、PCR検査と同様に検査時に感染しているかどうかを調べることができます。
PCR検査の場合は、その場で結果が出るものではなく、検査機関に摂取した粘液等を送り体の中に新型コロナウイルスの遺伝子配列があるかを検出する仕組みです。
抗原検査の場合は、ウイルスの構成成分であるタンパク質を検出する検査のことで、検体内の抗原がどのくらいあるのか(量)を調べる「抗原定量検査」と、検体内に抗原があるかどうか(有無)を調べる「抗原定性検査」があります。
その場で結果が出るので検査にかかる時間が少なく済みます。
様々な医療機関でPCR検査が行われていますが、一日の検査人数が限られていたり、費用がかかったりして簡単に検査することができない場合もあります。
そこで活躍するのが抗原検査キットです。
検査方法は?
では抗原検査キットはどのように使用すればいいのでしょうか?
抗原検査キットの検査方法は主に2種類あり、「鼻咽頭などのぬぐい液」で検査する方法と「だ液」で検査する方法がございます。
鼻咽頭のぬぐい液とは、鼻やのどの奥にスワブと呼ばれる長い綿棒を入れ粘膜をぬぐったもののことです。
だ液の場合は口腔内をスワブでこするだけの場合が多くなっています。
抗原検査って安全なの?
前項でご説明した通り、抗原検査はスワブと呼ばれる綿棒を使用した検査方法です。
余程、鼻や喉の奥に差し込まない限り、怪我につながることは無いと思われます。
また、検出は別のカセットで行うため、スワブに薬剤が浸みこんでいる訳ではございませんのでその点でも安心してご使用いただけます。
鼻の奥や喉の奥を綿棒でこするのは怖い・苦手、という方も、だ液タイプであれば検査の負担が軽減されます。
子どもでも使えるの?
抗原検査は、検査キットの中に説明書も同梱されておりますので、誰でもご使用いただけます。
お子様の検査をされる場合においては、だ液やぬぐい液の検体不足による「検査結果無効」や、万が一のスワブ先端の飲み込みなどの恐れがございます。
そのため小さなお子様はもちろん、小学生~中学生のお子様でも、念のため大人の方が代わりに検体を採取されることをオススメします。
まとめ
今回は抗原検査キットとはどんなものか、お子様での使用できるのかをご説明しました。
熱があって、咳が出るけど…と困ったときにすぐ使えるように、万全の対策として抗原検査キットを備蓄しておいてはいかがでしょうか。
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