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マスクってどれがいいの?

新型コロナウイルスの渦中

最も日常化したのはマスクの着用と手指の除菌


近年新型コロナウイルスの影響もあり

たくさんのマスクが普及していますが

今回はどのマスクがどういった効果を持つのか解説していきます。



布マスク(ガーゼマスク)

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アベノマスクでも話題になった布マスク(ガーゼマスク)ですが

ガーゼマスクは綿のガーゼを合わせて作られたマスクです。


ガーゼマスクにはフィルターとなる部分が無く

ほとんどの物はガーゼを12枚~30枚重ね合わせて作られています。


その為ガーゼの目より細かい微粒子などを通してしまいます。


ですが、使い捨てることなく洗って何度も使用することができます。

また厚みがあるため喉の感想を防ぐ保湿効果があるといわれています。


しかし手洗いして形状維持し干さなければ形が崩れてしまったり

縮んでしまう事もあります。



サージカルマスク(不織布マスク)

サージカルマスクは医療用マスクの事で、

もともと医療用マスクとして医療現場や医療用に用いられていましたが、近年では花粉症の流行により一般化され、多くの薬局などで市販されるようになっています。


その為、家庭用マスクとしても多く使用されています。

サージカルマスクの効果は着用した人から排出されるウイルスを含む飛沫が大気中に拡がることを防ぐことができます。


サージカルマスクの性能指標は各国で規定されていますが

日本では特に性能に対する規定はありません。


特徴は不織布、つまり織らない布でできています。

不織布は繊維を織ったりせず熱的、機械的、化学的作用により繊維を装着

または絡み合わせてシート状にしたものです。


種類はありますがフィルターがあり、3枚重ねが主流です。


サージカルマスクの形状は上下に開いて、口元が広くなり呼吸のしやすいプリーツ型、

顔のラインに沿った形の立体型などがあります。


また、鼻の部分にノーズフィット型があり比較的気密性があります。


現在では医療の現場でガーゼマスクを使用することはあまりないため、

サージカルマスクは不織布マスクともいえます。



ウレタンマスク

以前国立研究開発法人「理化学研究所」が発表した、スーパーコンピューター「富嶽」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーション結果が話題を呼びました。


その結果

自分が他人にうつしてしまう「吐き出し飛沫量」は、不織布マスクでは約80%カット。

一方、ウレタンマスクでは約50%しかありませんでした。


不織布マスクの吐き出し飛沫量は20%程度に抑えられますが、

ウレタンマスクではその2~3倍の量を吐き出してしまうという結果が大々的に公表されたため、ウレタンマスクをしている人への風当たりが強くなってしまっているようです。


ウレタンマスクの利点としては

素材が柔らかく肌荒れがしづらいといわれています。

不織布マスクや布マスクに比べて呼吸がしやすく、

喉の乾燥を防いでくれるため

コロナ渦を迎える前はアーティストの方などが喉の保湿のために用いられていて

デザイン性も良く話題になりました。


効果としては不織布マスクに劣る点が目立ちますが

基礎疾患などがある方が呼吸がしやすいという理由などから使用している場合もあります。


やみくもに非難するよりも自身の感染対策をしっかりとする事を考え前向きにコロナ化を乗り越えられればと思います。


下記はマスクとは異なりますが感染対策として市販されているものです。



フェイスシールド

フェイスシールドとは、個人用防護具の一種であり

顔全体に感染性物質や粉じんなどが飛んでくることを防ぐものです。


フェイスシールドは、相手からの咳やくしゃみといった飛沫が本人の目に入るのを防ぐために使用されます。


ですがこちらは現段階ではマスクと同様の感染対策効果があるとは言えないようです。

フェイスシールドは、相手からの飛沫を防ぐことはできるのですが

自身の飛沫を予防することはできないようです。



マウスシールド

こちらはフェイスシールドとは違い口元がシールドで覆われているような形状ですが、

フェイスシールド同様にマスクのような感染対策効果は見込めず

顔に密着もしておらず隙間が空いていることから感染予防、感染対策としては活躍できないようです。


フェイスシールドやマウスシールドは、マスクを着用することによる暑さや蒸れから解放されるため、人との接触をしないこと前提でジョギングなどの外出時等に着用するにはいいかもしれません。



各マスクによる研究結果


※マスクなどの種類/吐き出し飛沫量/吸い込み飛沫量


・布マスク/18〜34%/55〜65%


・不織布マスク/20%/30%


・ウレタンマスク/50%/60〜70%


・フェイスシールド/80%/小さな飛沫に対しては効果なし(エアロゾルは防げない)


・マウスシールド/90%/小さな飛沫に対しては効果なし(エアロゾルは防げない)


(※出典:豊橋技術科学大のプレスリリース)



まとめ

マスクは性能だけでなく、

通気性や、繰り返し使えるかという対費用効果も考えて選択するのが良いようです。


その日の体調やリスクも考えて自身で選ぶことをおすすめします。

具体的には、日常のオフィスなら体調次第ですが通気性の良い布マスクやウレタンマスク、

人と集まる密になるような機会や病院などでは不織布マスクを着けることが推奨されます。


あくまで体調やその時の予定に合わせてという形で

マスク選びも楽しめればと思います。


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