ワクチン先進国イスラエルに迫るっ!
みなさんは中和抗体というものをご存じでしょうか?
中和抗体とはワクチンを接種することで獲得できるもので、新型コロナウイルスに感染しにくい、重症化しにくいという効果を体にもたらします。
ですが、この中和抗体はワクチンを接種してから半年程度で減少し、予防効果が低減してしまいます。
イスラエルのワクチン接種状況
イスラエルではどこの国よりも速くワクチンを接種していて、今年の5月には既に接種率が50パーセントを超えていました。そしてどこの国よりも中和抗体が減少するのも速く、デルタ株が流行した夏のタイミングで中和抗体が減少し、感染者が急増してしまいました。
イスラエルは人口が1000万人未満の国ですが日本と感染者数はそこまでの差はありません。人口当たりの感染者数や死者数でみると日本を大きく上回っていました。
こうした状況からイスラエルはどこの国よりも速い7月末から3度目のブースター接種を開始し、11月21日現在ではブースター接種済みの人口が43パーセントを超えました。
ブースター接種が功を奏し、感染者は激減し、4回目のブースター接種の準備にも取り掛かっています。
また、イスラエルでは「グリーンパス」と呼ばれるワクチンパスポートを導入していて、接種から6ヶ月でパスが失効されてしまいます。グリーンパスがないとレストランなどを利用することができず、厳しい行動制限を行っています。
日本のワクチンパスポート
日本では政府や民間からワクチンパスポートの発行が開始されています。こちらのワクチンパスポートは行動制限を強いるものではなく、ワクチンを打った人に何かしらのインセンティブが与えられるというものです。
ワクチンを2回接種済みの方はスマホで簡単に「復興あんしんワクチンパスポート」あんパスの発行申し込みも可能となっています。
また、オンラインや実店舗で中和抗体検査キットを販売しているCheckStationでは実店舗にて中和抗体検査をして中和抗体が獲得できている事が確認できれば「検査済みパスポート」というものの発行申し込みが可能となっています。
感染者数のリバウンドを阻止するために我々ができることは、
[マスクの着用と、3密の回避と、中和抗体量の確認とワクチンの接種]です。
接種の加速化を図っていくためにも、企業が職域接種の運用も検討していかなければなりません。団体ワクチン接種を行うことは後に集団で免疫を獲得するためにも必要な感染防止対策となるでしょう。
そこでサステナブルプランニング社では、会社でのワクチン接種「職域接種」の運用をコーディネートしてくれるサービスがあります。
■ 企業様の希望に沿ったサポートプランを用意しているので、比較的低価格な料金設定。
■ 病院に行かなくても良いため、時短で負担減+二次感染を防止。
■ コロナウイルス流行以前より、インフルエンザワクチンの出張法人ワクチンの実績有。
■ 医療法人社団宗仁会との提携で、複数の医療機関とのネットワークがあるので
実施日や接種人数にも柔軟に対応可能です。
法人・団体ワクチン接種のお問い合わせは、こちら
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医療法人社団宗仁会 監修