みなさん、突然ですが、日本で一番死者数が多い時期をご存じですか？

それは、一月です。

その反対に、死者数が一番少ないのは５月というデータがあります。(厚生労働省参照)

理由として考えられるのは、気温

５月は気温の変化が穏やかで比較的過ごしやすい気温の日が続くという印象を強く受けます。しかし、１月は、１２月と比べて急激に気温が下がり、平均気温が10℃前後になります。そのため、一番人々の免疫が下がるときでもあります。だからこそ、この時期になると、インフルエンザウイルスが流行したり、胃腸炎が流行ったりするのです。

しかし、残念ながら今の時期は、インフルエンザや胃腸炎よりも気を付けなくてはならないウイルスがあります。

皆さんもご存じ、新型コロナウイルスです。

昨年11月に発見された、新しい変異株オミクロン株は、昨年の夏に報告された、デルタ株よりもさらに強力で、感染力も高いと言われています。

幸い、ワクチンはオミクロン株に対しても有効だという結果が出ています。

しかし、安心することはできません。現在、新型コロナウイルス感染者のほとんどが、オミクロン株に感染しています。さらに、感染者のほとんどは、ワクチン接種が完了している人になります。

重症化率は、ワクチンの効果により下げることができているようではありますが、注意しなくてはいけないことがあります。

ワクチン接種をしたからと言って、常に抗体が体の中に完全な状態で残っているわけではありません。ワクチンを先行的に接種できた医療関係者の方や、高齢者の方は抗体のレベルが下がってしまっている可能性が大いにあります。

自分の体の状態を確かめたいという方は、中和抗体検査キットを使用してみてください。

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医療法人社団宗仁会　監修