コロナ禍で孤立する夫婦「抱っこしてあげたかった」


長く続いているコロナ禍で妊娠・出産の場にも影響が出ています。

助産師や周産期医療の研究者らでつくる「リプロ・リサーチ実行委員会」のアンケートではコロナ禍での妊娠・出産について様々な事がわかりました。


病院側の対応への戸惑いとは?

アンケートは今月9月からフェイスブックなどSNSを使い日本、イギリス、スペイン、フランスの4か国語で「新型コロナ禍の妊娠・出産に関する緊急アンケート」と題し、「コロナ禍の妊娠・出産に関する経験を教えてください」と尋ねました。

1カ月半で11カ国の111人から回答があり、日本での体験は91人と8割を占めています。コロナ禍で産科現場の大変さに理解を示しつつも、病院側の対応への戸惑いや疑問の声があがっています。


▽里帰り先の病院で県外から来た妊婦は2週間の自宅待機後、来診するように言われた

▽破水後、急きょ病院へ。PCR検査の結果が出るまで半日間一人で放置された

▽夫は立ち合い不可で赤ちゃんにも会えない。しかし、外来患者も行きかう売店には買い物OKでコロナ対策が徹底されているとは思えない

▽出産後の沐浴指導は配信映像のみ。他の妊婦との交流が全くなく心細かった

▽PCR検査は陰性だったが出産後は母子分離。抱っこしてあげたかった


コロナ禍での病院のリスク管理が、孤立した妊娠・出産・子育てを招いており、母子同室や授乳の大切さも軽視されがちです。

母子ともにコロナに感染することを避けるため仕方のない事なのかもしれませんが、何か良い方法があればこのような不満がでることもなくなるのではないのでしょうか。


最後に

現在日本では約7割の人がワクチン接種を終了しておりますがワクチンを接種して終わりではありません。ワクチン接種をしたからと言っていつどこでコロナ感染してしまうかわからないのです。

ワクチン接種した後は「中和抗体」を保有した状態でお過ごしください。



「中和抗体」とは「体内へのウイルス侵入を防ぐ力」のことです。その抗体量が高いと感染リスクを回避するだけではなく、感染したとしても重症化を回避する事が出来ます。中和抗体を保有する事は自分の為だけではなく、周りの人の為にもなります。そんな中和抗体をどれだけ保有しているか確認してみませんか?


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