3度目のワクチン、あなたはどちらを打ちますか?

政府は今冬に懸念される新型コロナウイルス感染症の第6波に備えて、12月から開始予定である3回目のワクチン接種を職域でも認める方針を固めました。

3回目の接種では1,2回目の接種とは異なるワクチンを打つ交差接種を認めていて、接種を受ける人の希望に沿ってファイザーやモデルナを選択できるようになりました。

3回目の接種でモデルナが使用されるのは来年の2月からなので、3回目の接種で選択できるようになるのは2月からということになります。

3回目の接種は原則として2回目の接種から8か月以上間隔を空けてから打つので多くの人は選択して接種できます。


10・20代の男性はモデルナのほうが心筋炎のリスクが高く、副反応もファイザーよりつらいといわれているので選べるようになったことは素直にうれしく思います。しかし、同じ医療機関や接種会場に2種類のワクチンを保管した場合に混同してしまわないかどうか不安が残ります。ニュースでも、コロナのワクチンとインフルエンザワクチンを間違えたことや、ファイザーの濃度を薄めすぎた状態で打ってしまったことを耳にします。

モデルナは希釈の必要がなく、ファイザーは希釈の必要があります。現状でも誤接種が多いので3回目の接種ではさらに増えてしまうのではないかと考えてしまいます。


しかし、ワクチンの接種によって得られる中和抗体は時間が経つにつれてなくなっていってしまいます。感染症のウイルスを撲滅することはほぼできないので人類はウイルスに対して中和抗体を持ち続けるしかないのです。そうなるとやはりワクチンを接種していくことは必要だと思います。

誤接種を防ぐためにも自分でも情報を収集・吟味し、確認することが大切です。


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医療法人社団宗仁会監修



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