ワクチンのブースター効果は?
2021年8月5日のデータでは、必要回数の接種が終わった人数は4160万人で、完了した割合は32.9%となっています。
変異株の驚異的な流行でワクチンの普及を待っている人も多くいるかと思いますが、先進国では、2回目のワクチンを接種した人が通算「3回目」となる追加接種を行う動きがあります。
ワクチンの追加接種に何かしらの効果はあるのでしょうか?
今回は新型コロナウイルスワクチンのブースト効果についてお話していきます。
・3回目以降のワクチン接種の効果は?
ワクチンは2回目の接種で完了となり、複数回接種する行為を「ブースト接種」や「ブーストショット」といいます。
2回目接種する行為も、ワクチンの世界の「ブースト」の中に含まれます。
先進国では変異株の感染拡大に対し、感染の収束を急いでいるため3回目の接種を行っています。
専門家の中には毎年接種するインフルエンザワクチンと同じように新型コロナウイルスも追加の接種が必要という見方があり、体に抗体が残っている間に追加接種すると、効果が再び高まる「ブースター効果」が期待されています。
・日本の対応は
ブースターショットに関して、日本政府はワクチンの効果の期間などの情報を踏まえ、検討すると記者会見で述べていますが、日本では1回目の接種が不十分で必要なワクチンを確保できず、企業の職域ワクチンが休止になってしまったり、ワクチン接種の予約停止を余儀なくされた企業が多いと思います。
そのため政府はブースターの前にやるべきことがあると強調していますが、来年2月までの接種完了予定まで、日本全体のワクチン接種が終わるのでしょうか。
・まとめ
ワクチンのブースターショットは、先進国での対応で日本はまだまだ遠い対応だと思われます。
ですが、ブースターショットをしても抗体がなくなってしまったら、コロナウイルスに感染してしまいますので、次回のワクチン接種の目安として「中和抗体検査」の仕様をお勧めします。
中和抗体は抗体の1つで、ウイルスの感染力又は毒素の活性を中和できる抗体を中和抗体といいます。
中和抗体はワクチンを接種することで獲得でき、中和抗体がなくなると再度コロナウイルスに感染してしまいます。
ワクチン接種後、中和抗体があるか、ないかを確認するために「中和抗体検査」を使い、ワクチンのブースターショットの目安にしましょう。
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