“コロナ”でSNSが問題に!?
コロナウイルスのまん延で、人と接することが少なくなり、SNSでのデマの拡散や誹謗中傷が以前より多数見受けられるようになり、それらが原因で事件にまで発展しています。
今回は実際に合ったコロナ関連のSNSでの事件についてお話していきます。
実際に合ったコロナ関連のデマ
コロナウイルスが流行する前からデマは多数ありましたが、コロナウイルス関連のデマの広がりはSNSが広い世代で使われているのもあり、拡散されました。
実際にあったコロナ関連のデマ情報を紹介していきます。
■日本で販売されているトイレットペーパーの製造元・原材料調達は中国に依存しているため、近いうちに入手できなくなる
2020年2月に香港や台湾で拡散されていたデマ情報が日本に入ってきてしまい、拡散されました。
デマだとわかっている人でも、デマでの品薄が始まってしまった事で仕方なく買い占めをする人も多く、日本各地でトイレットペーパーがなくなってしまいました。
■新型コロナウイルスは、26℃〜27℃のお湯で死滅する
「26℃〜27℃のお湯で死滅するので、お湯をたくさん飲んでください」という、出所が分かっていない情報が出回ってしまいました。
しかし、人間の体温は約37℃ですので、26℃〜27℃のお湯で死滅するという情報が本当であれば、そもそもコロナウイルスに感染しないことになってしまいます。
■ワクチンを接種すると磁石など鉄がくっつくようになる、不妊や流産につながる
そもそも、ワクチンを接種すると磁石がくっつくようになる、という情報には科学的根拠がありません。
動画が拡散された際に米疾病対策センター(CDC)は「ワクチンには磁気を帯びさせる物質は含まれない」と即座に否定しています。
上記には記載しませんでしたが、イクロチップ関連のデマもメーカーや各国の保健当局が公開しているワクチンの成分に、含まれていることはありません。
また、妊娠を希望としている女性に対してのデマも、「胎盤の生成に関わるタンパク質がコロナウイルスのスパイクタンパク質と類似しているためワクチンで作られた交代で攻撃され壊される」というものもありますが、厚生労働省も米疾病対策センターも流産への影響はないと報告しています。
また、これまでの研究で、ワクチンで作られた抗体は胎盤のタンパク質を攻撃しないという事が研究で判明していますので、不安になっている女性が周りにいたら正確な情報を教えてあげましょう。
コロナウイルスのデマはこれからも増えていくかと思いますが、自分自身で正確な情報を調べ、周りに共有してあげましょう。
これらのデマは「コロナに感染してしまったらどうしよう」という不安に付け込んだものです。
ワクチンを接種し、「中和抗体」が体内いあればコロナに感染しなくなりますので、ワクチンを接種し3週間ほど経過したら、「中和抗体検査」でコロナに感染しない体になっているかを調べましょう。
中和抗体に関してのご不明点は、こちらからお問合せください。
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