「お子様の発熱」から学ぶ「免疫」の話
子供の発熱が心配だ…それもそのはず。
我々は現在も新型コロナの終息の出口に向かうどころか、さまよう日々。
そのため、大切な家族、お子様には明日も元気でいて欲しいですよね。
さて、今回はお子様が頻繁に発熱をする理由にフォーカスして
そこから何を学び、どのような行動をすべきかお伝えします。
心配になるくらい子どもがよく熱を出すのはなぜか?
「会社で仕事をしていたら、子供の発熱で保育園から呼び出し! 今月もう何回目?うちの子、どうしてこんなによく熱を出すの?」
「子供の体温が37.5℃あるけれど食欲もあるし元気そうだけど、
すぐに受診? それとも様子見で大丈夫?」
子供の急な発熱は、心配になってしまうばかりでなく、仕事や予定に変更が生じることもあり、お母様・お父様にとってもさまざまな不安や悩みがあると思います。
なぜ子供は大人に比べて熱を出すことが多いのか?
赤ちゃんは、生後しばらくは胎内にいる間にママからもらった免疫で体を守っていますが、6カ月ごろになるとママの免疫が減り、少しずつ自分で免疫をつくりはじめます。
そのため、子供の発熱は生後6カ月ごろから始まることがわかります。
また、子供は体内でつくられるエネルギー量が多いため、大人に比べて体温が高め。平熱には個人差がありますが、36.5~37.5℃くらいを上下し、気温が高いときは37.5℃を超えることもしばしばあります。
お子様が「おやつ食べたい!」という発言やご飯を食べたばかりなのにまたすぐに「おなかすいたよ!」と声を上げるのは、ワガママではなく、エネルギー量が高いが故に、体力消費が大きいため、【体力のガス欠状態】にならないようにしています。
しかし、成長し、やがて大人になると体温も子供に比べ、1℃から2℃程度低くなり、乱れた食生活や生活習慣により体温と免疫の低下もみられます。
さて、子供の発熱にはある明確な理由があります。
体がウイルスや細菌とたたかうために熱を出しています。高熱でも食欲があって眠れている場合は無理に熱を下げる必要はありません。
しかし、高熱が続くと体力を消耗するので、うまく眠れなかったり、食事や水分をとれないようなときは薬で一時的に熱を下げてあげるとよいでしょう。解熱鎮痛剤を使用すると、平均して1℃ほど体温が下がり体がラクになります。
子供が発熱したときは、体温計の数字よりも“熱以外の症状“をチェックすることが大切です。「熱は出ているけれど、元気で食欲もある」という場合は、慌てずにご家庭でのケアで様子を見てもよいでしょう。
一方、発熱とともに、発疹、激しい咳、おう吐、耳の痛みなど、そのほかの症状が見られるときお医者さんに診てもらう必要性があります。
これは、大人になっても同じですが
子供と大きく違うのは、【ウイルスを追い出す力】です。
大人に比べ、子供のほうが敏感なため、すぐウイルスを追い出そうと発熱が始まります。
大人になると、様々なシーンで免疫力の低下のきっかけがあります。
飲酒、喫煙、生活習慣や食習慣の乱れ、運動不足、仕事の疲れ…
これらによって大人が「いま、風邪かも…」と感知する頃には症状が悪化していることも。
もしその風邪がコロナだったら…
そう考えただけで不安になりますよね。
免疫を上げるための基礎習慣は
適度な運動、適度な食事、適度な睡眠が必須となっており、
厚生労働省のHPでも身体活動量の増加を図るよう呼びかけをしています。
【身体活動・運動 に関する内容】はこちら
満足にお出かけができない今、マスクを着用してご家族みんなでお散歩やウォーキング、ランニングをする姿が見受けられています。
ほんの10分~15分でも継続さえすれば免疫は子供のように向上できますし、ウイルスとたたかう力を向上させることも可能です。
新型コロナワクチンの接種により、改めて免疫力アップさせる生活習慣の見直しをしておくといいかもしれません。それと同時に自分の体にウイルスの侵入を防ぐ力がどれだけあるか…というものも調べることができたら、もう一つ安心を得られますし、引き続きどの程度の質で対策をするべきか改めて考えることもできるかと思います。
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