ワクチン3回目接種はどれくらいの国で行われているの?

一時期は感染数の落ち着きをみせていた日本国内でも、年末年始の移動やオミクロン株の驚異的な感染力により全国的な感染再拡大が起きてしまい、第6波の声も多く聞こえています。


そして急がれているのは3回目のワクチン接種です。
1月11日には政府から高齢者の3回目ワクチン接種の間隔前倒しが発表され、3月以降の職域接種や一般の接種も開始時期・接種間隔ともに前倒しの意向が示されています。


先進国で次々と開始されている3回目のワクチン接種ですが、実際どの程度の国が開始しているのか。


【イスラエル】
接種間隔=2回目ワクチン接種完了から5か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ

【アメリカ】

 接種間隔=初回シリーズ完了から6か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・ヤンセン

【イギリス】
接種間隔=初回シリーズ完了から※3か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ヤンセン
※免疫不全者は初回シリーズ完了から8週間以上経過後。その他の者について追加接種開始時(21年9月20日)は初回シリーズ完了から6か月以上経過としていたが、同年11月29日にオミクロン株による感染リスクの変化を受け「3か月以上」に接種間隔を短縮。

【フランス】
接種間隔=初回シリーズ完了から※5か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ヤンセン
※重度の免疫不全者は、医学的な必要性に応じて初回シリーズ完了から3か月以上経過後、ヤンセン社ワクチンを接種した者は同社ワクチン接種後4週間以上経過後。その他の者について追加接種開始時(21年9月1日)は初回シリーズ完了から6か月以上経過後としていたが、21年11月26日に「5か月以上」に接種間隔を短縮。

【ドイツ】
接種間隔=初回シリーズ完了から※6か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ヤンセン
※重度の免疫不全者、ヤンセン社ワクチン接種者は初回シリーズ完了から4週間以上経過後。その他の者について追加接種開始時(21年9月1日)は初回シリーズ完了から6か月以上経過後としていたが、21年11月18日にSTIKO声明にて「医学的な必要性がある場合やワクチンの供給量が十分な場合は、事例ごとに5か月に短縮し得る。」と補足

【カナダ】
接種間隔=初回シリーズ完了から※6か月経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ヤンセン
※長期療養施設入所者、その他施設に居住する高齢者のみ。免疫不全者は初回シリーズ完了から4週間以上経過後で変更なし

【EU】
接種間隔=初回シリーズ完了から※6か月以上経過後
許可されているワクチン=ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ヤンセン
※免疫不全者は初回シリーズ完了から28日以上経過後。その他の者について追加接種開始時(21年10月4日)は初回シリーズ完了から6か月以上経過後としていたが、21年12月7日に原則的には初回シリーズ完了から6か月以上経過後を推奨するものの、3か月以上経過後の場合も有効で安全であるとの文言が追加された。

(参考元:厚生労働省「諸外国における新型コロナウイルスワクチン追加接種の状況」)



この他に国際連合もありますが接種間隔に記載はなく、WHO公式情報にも接種間隔の言及はなくメディアニュースでは、免疫不全者に対する接種間隔が1~3か月との記載と、中国製ワクチンを使用した者に対する接種間隔が1~3か月との記載が混在しているようです。

国際連合で許可されているワクチンはファイザー・アストラゼネカ・ヤンセン・モデルナ・シノファーム・シノバック・コバクシンとされています。


多くの先進国が既に3回目のワクチン接種を開始しており、その多くが接種間隔を6か月またはそれ以前に定めています。
これらのデータから日本国内でも接種間隔の前倒しが可能となったのではないでしょうか。

イスラエルでは早くも医療関係者150人を含む6000人を対象に、試験的に4回目接種が世界で初めて開始されました。



日本国内でも急がれる3回目接種の接種間隔前倒しの背景には
こういった世界の動きと、ワクチン接種者の中和抗体量が大きく関係しています。


ワクチン接種後の中和抗体量の獲得やその後の抗体量減少には個人差があり、
早期に2回目の接種を完了させた人の中には既に抗体量がかなり減少し、ワクチン接種前の無防備な状態と言える人もでてきているのです。


現在の感染数急増を早期に収束させるためにも、3回目のワクチン接種を急いでいます。


早期にワクチン接種を検討している人は、企業団体や集団で行うワクチン接種「職域接種」を検討してみてはいかがでしょうか?
3月から開始といわれている職域接種の開始時期は、現在前倒しの方針も示されており、何より自身や周囲の人のワクチン接種が感染から身の回りの人を守ることに繋がります。


■ 企業様の希望に沿ったサポートプランを用意しているので、比較的低価格な料金設定。 

■ 病院に行かなくても良いため、時短で負担減+二次感染を防止。 

■ コロナウイルス流行以前より、インフルエンザワクチンの出張法人ワクチンの実績有。 

■ 医療法人社団宗仁会との提携で、複数の医療機関とのネットワークがあるので実施日や接種人数にも柔軟に対応可能です。 



法人・団体ワクチン接種のお問い合わせは、こちら



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医療法人社団宗仁会監修




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