子供の老化?!コロナ禍の深刻な運動不足
コロナ禍の外出自粛などにより人々の運動不足は度々問題視されていますが、これは大人だけの話ではなく、休校や行事の中止が続いている子どもたちにおいても深刻な問題となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、学校は休校、外出も自粛しなくてはならない状態から、家で過ごす時間が多くなってしまった子どもたち。
長いところだと休校が2か月以上続いた学校もあります。
さらに学校再開後も行事や部活動の制限により、なかなか通常の運動量に及ばず、運動不足の状態が続いてしまい、跳び箱を飛ぼうとした際に手をついただけで両手首を骨折してしまったり、
縄跳びを飛んだら足首を骨折してしまったという事故も起きているといいます。
これらの通常では考えられない事故は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による深刻な運動不足が要因と考えられています。
長期休校や外出自粛による運動不足後、急に運動量が増えたことに身体がついていけていないのです。
また中高生に肩こりや腰痛が増加傾向であるといわれていますが、これは悪い姿勢でスマホやゲームを長時間利用することも要因として挙げられています。
休校や外出自粛が成長期の子どもたちにもたらした影響はあまりに大きく深刻です。
コロナ禍で注目されたワードに「子どもロコモ」
ロコモとは年齢とともに骨や関節などの「運動器」の働きが衰え、立つ・歩くといった移動する動きがしにくくなった状態のことをいいます。
これが子どもに起きてしまい、子どもの運動器の働きが低下している状態を「子どもロコモ」といいます。
【お子さんは大丈夫?子供ロコモのチェック法】
① 片足で5秒以上ふらつかずに立っていられる
② 足の裏を床につけて、後ろに倒れずしゃがむ
③ 両手をまっすぐ上に垂直に上げることができる
④ 膝を伸ばしたまま、指が楽に床につく
⑤ 手でグーを作りながらひじを引き、パーにしながら腕をスムーズに前に出す。
1つでも当てはまってしまった場合、改善することおすすめします。
お子さんは立っている時、猫背で顎を出し、おなかを突き出してしまっていませんか?
また座っている時も猫背で顎を出してしまっていませんか?
【子供ロコモの改善・予防】
子供ロコモを改善するには正しい姿勢を心掛ける必要があります。
肩の力を抜き、顎を引いて背筋を伸ばすことを心掛けましょう。
また無理のない程度でストレッチなどを行うことも大切です。
勉強中、ゲームやスマホに熱中している時でも一時間に一度は休憩をはさみ
伸びをするだけでも身体的な負荷は多少軽減されます。
運動不足による肥満なども心配されますが、子どものダイエットやカロリー制限は禁物だといいます。
行き過ぎたダイエットは子供の正常な成長を妨げ、骨密度の減少や脳の萎縮などを引き起こす可能性があります。
子供の肥満は生活習慣を見直し、身長が伸びることを利用して解消していくことがいいとの事です。
コロナによる健康二次被害が増えていますが、家族で生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか?
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医療法人社団宗仁会 監修