アルコール消毒が効かない!?猛威を振るうウイルスとは?

新型コロナウイルスの感染対策で、手洗いや消毒が日常化していますが、それにもかかわらず、猛威を振るうウイルスがあります。

その正体と身を守る対処法とは?


目次[非表示]

  1. 1.アルコール消毒が効かないウイルス
  2. 2.2021年4月は札幌市内で「感染性胃腸炎」の集団感染が続発
  3. 3.何で消毒すれば良いのか
  4. 4.次亜塩素酸ナトリウムを含んだ台所用漂白剤を使った、正しい消毒の仕方とは?
  5. 5.まとめ


アルコール消毒が効かないウイルス


コロナ禍で、アルコール消毒がすっかり定着しました。

しかし、このアルコール消毒が効きにくいウイルスが猛威を振るっているといいます。それは、強い吐き気や下痢を引き起こすノロウイルスです。

コロナウイルスはエンベロープという、ウイルスの外側に膜のようなものがあり、その膜がアルコールに弱いので、アルコール消毒が効きやすいのですが、ノロウイルスはその外側の膜がないので、アルコール消毒が効きにくいとされています。


2021年4月は札幌市内で「感染性胃腸炎」の集団感染が続発

2021年4月の札幌市で、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の集団感染は、過去5年間の平均と比べ約10倍に増加しています。

新型コロナウイルスは体内に約1000個のウイルスが入ると発症すると言われていますが、ノロウイルスは約100個入ると感染すると言われていて、非常に感染力が強いんだそうです。


何で消毒すれば良いのか

一般的なアルコール除菌が効きにくいとされる「ノロウイルス」や「ロタウイルス」をはじめとした「ノンエンベロープウイルス」に対しては、次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系除菌剤を用いることが有効とされています。
もちろん、エンベロープウイルスの不活化にも有効です。
但し、その塩素濃度によっては危険性もあるため、それぞれの目的・用途にあわせて適切に利用することが重要です。


ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化するケースもございます。
対策としては、食品の十分な加熱処理はもちろんのこと、次亜塩素酸ナトリウムによる調理台や調理器具の除菌が有効です。調理器具は洗剤などで十分に洗浄したうえで、塩素濃度200ppmの次亜塩素酸ナトリウムで浸すように拭くことで不活化できると言われています。


次亜塩素酸ナトリウムを含んだ台所用漂白剤を使った、正しい消毒の仕方とは?


次亜塩素酸ナトリウムの入手方法ですが、市販されている次亜塩素酸ナトリウムを含んだ台所用洗剤でもご購入いただいても構いません。

食器や調理器具を消毒する場合、食べ物や汚れがついていれば、消毒の効果が得られにくいので、汚れを先に取ります。汚れを取ったまな板や包丁、スポンジ全体に台所用漂白剤を吹きかけ、1分ほどそのままに。そのあと水で洗い流します。

上記の洗剤が手に入らない場合には、1リットルの水に液体の台所用漂白剤をキャップ1杯ほど混ぜて使っても良いです。
こちらは食中毒の予防や、新型コロナウイルスの感染対策にも有効と言われています。


まとめ


このように私たちの周りに潜んでいるウイルスは新型コロナウィルスだけではありませんでした。

あらゆるウイルスの感染対策を行うのももちろん、感染した場合には周りにうつさないためにも早めのセルフチェックが必要です。


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