体内をアルコール消毒?!飲酒で殺菌はできるのか


風邪を引いた時や治りかけのころに、お酒を飲んで体内をアルコール消毒をするといったことを聞くことがあります。しかし本当に消毒できるのでしょうか?

アルコールによって体内の菌やウイルスが死滅するのか調べてみました。



目次[非表示]

  1. 1.消毒用アルコールとは
  2. 2.飲酒で殺菌できるのか
  3. 3.まとめ


消毒用アルコールとは


消毒用アルコール(しょうどくようアルコール、英語: alcohol for disinfection)とは、医療分野で消毒に用いられる製剤のアルコール外用薬で、一般用医薬品の区分では、第3類医薬品である。
日本薬局方では、消毒用エタノール(しょうどくようエタノール、英: ethanol for disinfection)が規定されている[1]。それ以外の製品としては消毒用イソプロピルアルコール(しょうどくようイソプロピルアルコール、英: Isopropyl alcohol for disinfection)製品が市販されている。

引用:Wikipedia「消毒用アルコール」


一般的に消毒で使われるアルコールとは「エタノール」で70%以上の濃度があることがほとんどです。

濃度が高ければ高いほど消毒に向いているのかというとそういうわけでもないようで、濃度100%ですとすぐに蒸発して消毒できないと言われているそうです。そのため濃度70~95%ほどが一番消毒に向いているとのことです。


飲酒で殺菌できるのか


飲酒に用いるアルコールは、そこまで濃度が高いものはほとんどありません。仮にあったとしてもそのまま飲むことは難しく、飲めたとしても、唾液で薄まり口内に入ると濃度が低下すること、飲み込むと一瞬で食道・胃に流れてしまうことも考えると殺菌できる可能性は低いと言えるでしょう。

新型コロナウイルスにも同じことが言えます。お酒を飲んでも新型コロナウイルスは死滅せず、むしろリスクを増加させる可能性が高いです。消毒用アルコールは手指など皮膚の消毒にも使えますが、体内では消毒作用はありません。アルコールが体内の抗ウイルス免疫応答を損なうという研究結果もあります。さらに、過度の飲酒は睡眠の質を悪くすることも知られており、結果として体力の低下を招きかねません。抗ウイルス作用は期待せず、お酒はほどほどに楽しんでください。


まとめ

「酒は百薬の長」という言葉をはじめ、「喉からくる風邪はお酒で消毒するのが一番」なんていういかにも怪しげなものなど、お酒に関しては様々な俗説が存在していますが、間違っていることも多くあります。適量の飲酒であれば健康効果があるとも言われていますが、一緒におつまみを食べすぎたり、量を飲みすぎてしまったりすると悪影響の方が多いでしょう。コロナに関しても体内で消毒できるなど誤情報が出回っていますので気を付けなければいけません。

健康的な食事や適度な運動で免疫をつけ、手洗いうがいをしっかりし、引き続き感染対策をしていきましょう。
万が一、体調に異変を感じた際にはいち早く検査を行い、陽性が出たら家族と隔離をするなど周りに感染を広げないことが大切です。


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