新型コロナウイルス、旧型のコロナがあるの?
当たり前に言われてきた“新型コロナウイルス”とは何なのか。
今回は新型コロナウイルスやコロナウイルスそのものについて解説していきます。
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新型コロナウイルスとは
そもそもコロナウイルスというものは一つではなく、コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や 「中東呼吸器症候群(MERS)」というウイルスが含まれます。
他にも風邪の15%前後はもともとコロナウイルス由来とされると言われています。
これまで、人に日常的に感染するコロナウイルスは四種類、報告されていました。
今回流行しているコロナウイルス(COVID-19)は新型コロナウイルスと呼ばれています。
なぜ新型コロナウイルスが生まれたのか
新型コロナウイルスの感染源は未だに明確な事はわかっていません。
2019 年12 月に中国湖北省の武漢市において最初の患者が報告され、複数の発症者が武漢市生鮮市場に行っていたことから、ここで売られていたコウモリやヘビが関連すると考えられています。
どうして感染者が激増したのか
新型コロナウイルス含め感染症は人から人へと感染していきます。
ウイルスは常に変異しており、変異と共に弱毒化し感染率が上がると言われています。
それに加え、発症前から感染させる恐れがあるため、気付かないうちに一人から複数人へ感染を広げてしまい結果的に感染者が増えることになったと考えられます。
どうやって感染するの?
人から人へ感染する経路には、主に3つあります。
①エアロゾル感染
空気中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと
②飛沫感染
ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること
③接触感染
ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること
引用:
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について(国立感染症研究所)
感染が気になる場所ではマスクを着用する、むやみに目や鼻、口を触らない、こまめに手洗いをする、以上を徹底すればある程度の感染は防げるのではないでしょうか。
まとめ
新型コロナウイルスは、従来から存在する様々なコロナウイルスの新型ということですので、新型が発見される以前から存在するコロナウイルスも、今後再流行する可能性がございます。
当初、中国武漢市で報告された新型コロナウイルスは全世界に広がり、今もなお形を変え変異株として存在しています。
今後も気を抜くことなく感染対策することが重要となります。