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”抗原検査”って何?

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皆さんは、抗原検査をご存じですか。最近はニュースなどでこの言葉を聞く機会が増えたのではないかと思います。成田空港や羽田空港では入国審査の際にコロナウイルスに感染しているかどうかを調べる検査キットとしてPCR検査ではなく、抗原検査を行っているケースも少なくないようです。現在、コロナウイルスの感染に関して調べる検査方法は大きく分けて3つ。


1.   PCR検査 2.抗体検査 3.抗原検査

1つずつ紹介していくと…



1.PCR検査

PCR検査は鼻やのどの粘膜から遺伝子情報を採取し、検査時にコロナウイルスに感染しているかどうかを調べるものになります。



2.抗体検査

抗原検査は血液中のタンパク質から情報を採取し、過去に新型コロナウイルスに感染したことがあるか、抗体を持っているかどうかを調べるものになります。



3.抗原検査

抗原検査キットはPCR検査と同様に粘膜から情報を採取し検査時に感染しているかどうかを調べます。PCR検査と違うところはPCR検査が遺伝子情報を調べるのに対して、抗原検査ではタンパク質を調べる点になります。


この三つの検査方法の中でもPCR検査の認知度はとても高く、PCR検査の国内での認知率は85%という結果になっています。実はこのPCR検査は新型コロナウイルスの為だけの検査ではありません。肝炎や子宮頚がん、HIVなど、他の感染症の検査でも用いられることをご存じでしたか。新型コロナウイルスという言葉がメディアで取り上げられてから間もなくしてPCR検査という単語も同様に取り上げられるようになったのではないでしょうか。このような背景から国内での認知率が非常に高くなっているのだと思います。


今、このPCR検査の後を追うようにして認知率を上げているのが抗原検査になります。この抗原検査は国内だけでなく海外でも注目されていて、アメリカの食品医薬品局であるFDAは1月9日に新型コロナウイルスでは初となる抗原検査キットの緊急時の使用について許可を出したと報じられていました。国内では空港の他に、成人式の際に新成人に抗原検査キットを使用してもらい万全な状態で式に参加してもらうといったように活躍の場が増えています。その時にその場で検査結果が得られるので医療機関や保健所に足を運ぶことなく、密を避けながら結果を知る事ができるので今後もいろいろなメディアに取り上げられ、より一層注目を浴びることだと思います。